東京都

ちょこっとアクションとは?

痴漢や盗撮等の犯罪が起きそうになった時に、その場に「居合わせた人=第三者」が行動することで、犯罪を未然に防ぐことができます。
ただ、痴漢や盗撮を目撃した時に、行動することに戸惑ってしまうことも…。

そこで、
その場に居合わせた人、誰もができる
「さりげない行動=ちょこっとアクション」を
広めています。

LOOK UP 気づいたらちょこっとアクション 犯罪を生まない社会へ
スマホから視線を上げ(LOOK UP)、気づいたら
ちょこっと行動してみよう!をコンセプトに作成した
シンボルマーク

また毎日の生活の中で「ちょこっと」でも防犯意識を持つことで、被害を未然に防ぐことができます。

被害から身を守るための
防犯対策を覚えておきましょう

盗撮被害

盗撮グッズは巧妙化しています。
不自然な動きに注意してください。

最近では、ペン型、アダプタ型などのカメラの小型化や、無音撮影アプリの使用など、盗撮グッズ等が巧妙化しています。
階段やエスカレーターなどで、スカート内にスマートフォン等を差し向けられたり、電車内やバス車内等の混雑した場所で、背後から盗撮される、ということが起きています。
混雑時や階段を利用する時は背後に注意を払ってください。
また、不自然にスマートフォン等を所持している人が後ろにいる場合は、一度立ち止まって相手を先に行かせてください。

痴漢・盗撮被害に遭われた方、被害を目撃された方は、すぐに通報・相談しましょう。

痴漢・性犯罪被害

周囲への警戒が犯罪から身を守ります。

それぞれの場所では以下のように心がけてみましょう。
電車内:混雑した車両はなるべく避けましょう。人が多い乗車口付近に立たないようにしましょう。

夜道を歩くとき:明るく、人通りの多い道を選びましょう。スマートフォンや音楽プレーヤーなどの「ながら歩き」はやめましょう。

エレベーターに乗るとき:周りに怪しい人がいないか確認してから乗りましょう。
怪しい人と一緒に乗ってしまったら、自分の部屋の階ではなく、別の階で降り、自分の部屋が分からないようにしましょう。

普段の心がけ:高層階であっても、外出時や就寝時はすべての窓に鍵をかけましょう。
来訪者はドアスコープ等で確認し、ドアガードをしたまま対応しましょう。

防犯グッズ(防犯ブザーなど)を活用したり、もしもの時に助けを求めることができる、通学、通勤ルート上の店舗や交番の位置を確認しておくことも大事です。

警視庁の防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」では、子供や女性に対する声かけなどの犯罪発生情報や防犯情報をお知らせしています。防犯ブザー・痴漢撃退機能もついています。

ストーカー被害

ストーカー行為はエスカレートしていきます。
不安を覚えたらすぐに相談してください。

恋愛感情など好意の感情や、逆恨みなどの怨恨の感情を充足する目的で、「つきまとい」「待ち伏せ」「面会、交際などの要求」「無言電話」「連続した電話やメール」などの行為を繰り返し行うことはストーカー行為です。

ひとりで悩まず、家族や警察に相談してください。
拒絶の意思を明確にし、裸の写真や動画などを要求されても撮影したり、送信したりしないでください。
相手からの着信やメッセージ、写真等の証拠を残しておくことも大事です。

DV被害

DV被害を受け続けると、
正常な判断ができなくなります。
ひとりで悩まず、すぐに相談しましょう。

イライラしてすぐに機嫌が悪くなる「緊張期」と、暴力をふるうようになる「爆発期」、別人のように優しくなり反省する「ハネムーン期」がDVのサイクルとなります。
暴力は悪化します。
周囲の人や警察、行政に早急に相談し、身の危険を感じたら110番通報してください。

AV出演被害

高収入のアルバイトが、アダルトビデオの撮影だった等の被害が起きています。

街中のスカウトだけではなく、インターネットやSNSでの募集広告にも注意しましょう。
AV出演被害防止・救済法が成立し、AV出演契約を取り消したり、販売や配信を停止できるようになりました。このような問題を抱えた際は、一人で悩まずにご相談ください。